「人間の経済」 ゲゼル研究会 会誌
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人間の経済 リスト
第78号、04年3月発行
特別講演
韓国における地域通貨の現状と課題 全 定根 [GRSK ]
「2003 年の日本の地域通貨の全体的動向と現状」 泉 留維
「WAT 清算システムの拡大とWAT 拡張部設計の諸手法」 森野 栄一
「フランスの地域通貨SEL と知識の交換ネットワークRERS の現在」 川野 英二 
第77号、03年12月20日発行
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大蔵永常における国用と国産
森野 栄一
財政・金融複合破綻の幕開け
青木秀和
「スタンプ貼付型貨幣証書」発行法案(1933年)の翻訳と解説
泉 留維(いずみ・るい)
「具体的ユートピア」としての連帯経済?
―フランスにおけるSELとRERSの位置づけをめぐって―
川野 英二
第76号、03年10月25日発行
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アルゼンチンの交換クラブの変遷に関するメモ
泉 留維(いずみ・るい)
アルゼンチンでは、市民と地方政府それぞれが連邦政府とは全く関係なく、独自に「貨幣」を発行し、危機的な経済状況を自らの手で克服しようとしてきた。市民の取り組みは、交換クラブまたはRGTと呼ばれている。交換クラブは、通貨危機による経済の低迷を背景にし、NPOであるPAR(地域自給プログラム)が1995年に始めた。本稿では、この交換クラブのこれまでの変遷について紹介し、簡単ながらもその破綻の要因を考察する。
地域通貨の諸原理−地域通貨で支え合う温かい活力ある地域社会を−
(地域通貨シンポジウム[韓国光明市、2003年9月25日]における講演、日本語版)
森野 栄一
- 相互共助の精神の大切さ
- カネ、カネの風潮
- 社会の共通領域への関心
- 地域振興も信頼関係の醸成から
- では地域通貨とはなんでしょう
- すべてバランスが大切
- 地域通貨は個性を尊重する
- 地域通貨は実質的な民主主義への入り口
第75号、03年9月26日刊
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貨幣改革に対する12の典型的批判と、それへの回答
ヘルムート・クロイツ著 / 朴 勝俊訳
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「利子率の引き下げは需要を増やし、成長を加速させる」
「労働提供者はせっかくの購買力の増加を、利子の減少で完全に失ってしまう」
「人類の欲求は無限だ」
「循環促進措置によって貨幣流通が速くなりすぎる」
「利子率が低下すれば借金が増加する」
「利子率が低下すれば貨幣が外国へ逃避する」
「今どき貨幣を退蔵する者はいないのでそれが問題ではない」
「循環促進措置で最も負担を被る現金は、現在大きな役割を果たしていない」
「循環促進措置を現金と普通預金に課せば、人々は金塊などを保蔵するだけだ」
「利子が低下しても、利潤が成長の原動力の役割を担うようになるだけだ」
「成長の停滞は文明の後退だ」
「利子を引き下げても環境問題は解決できない」
これらがHumanwirtschaftの唱える貨幣改革に対して、しばしば繰り返し唱えられる多くの反対意見の主要な12点である。Helmut Creutzは、入門のための短い解説のあと、それらひとつひとつに答えよう。
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年金改革のための資料―カリフォルニア州の「ハムとタマゴ」計画―
泉 留維
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国民年金や厚生年金のずさんな管理・運用、負担の不公平感などによる年金保険料の不払い、そして政府財政の逼迫が、将来に向けての年金に対して大いなる不信感を作りだしている。近々、大幅な年金政策の転換を迫られるであろうが、その際、年金行政のコスト削減、資産の差し押さえなどを含む強制徴収や税金による補填、給付額の減額程度で問題の根本的な解決につながるのであろうか。本稿では、年金改革の資料として、主として1930年代にカリフォルニア州で議論となった"ham
and eggs"計画について紹介していく。
第74号 03年9月15日刊
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この号はパスワードの必要はなく、公開されています。
目次
利子ともインフレとも無縁な貨幣(第一部、第一章)
マルグリット・ケネディ
今井 重孝 訳
はじめに
第T部 問題とその解決
第1章 お金の機能に関する基本的な四つの誤解
第1節 第一の誤解−−成長には一種類しかないという誤解
第2節 第二の誤解−−お金を借りたときだけ利子を支払うという誤解
第3節 第三の誤解--現在の貨幣システムはすべての人に平等に利益をもたらしているという誤解
第4節 第四の誤解--インフレはどの貨幣システムにもついてまわるという誤解
第73号、2003年8月30日刊
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- ゲゼル研究会講演会 −グローバリズムと自立経済、地域化という選択肢肢−
詳細案内
- TR(交換リンググ)における融資の成立条件とその実現手法
森野 栄一
交換リングにおける融資?
融資とカラ記入の問題
交換リングにおける最も単純な貸出手法としての町田大福帳「花」券
始めの一歩
第72号 2003年7月7日刊
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- 高齢者を支えるための「時間儲蓄」に関する問題の考察
Chen Gong, Du Peng, Chen Yi "A Think on the Time-saving Problem of Supporting
the Old"
泉留維・耿莉莉訳
(本稿は、中国本土における時間貯蓄の取り組みに関する論文の全訳である。現在のところ確認できる範囲では、中国語で書かれた唯一の地域通貨に関係する論文である。時間儲蓄は、1998年頃から江蘇省と上海市で実験的に実施されはじめ、現在では、中国各地で取り組まれている。
- TR(交換リング)の基本性格について 森野 栄一
地域通貨のシステムには幾つかあるが、多角間清算システムを本質とするものには、TR(交換リング:ドイツ)、sel(セル:フランス)、LETS(英国、北米ほか)、大福帳(日本)などがあることはよく知られている。多角間清算によって、バーターの取引が当事者双方にとって売りと買いが同時に成立しなければ成り立たないという難点が回避され、貨幣導入と同様に売りと買いは分離され、別の時、異なる場所で売りや買いが成立することとなった。ただしこのシステムは貨幣が介在する事例と異なる性格を有している。その仕組みは非常にシンプルである。
第71号 2003年6月15日刊行
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71号以降の購読にはパスワードが必要となります。
- 地域通貨と地域経済−地域通貨という考え方に温故「創」新を見る−森野 栄一
自己完結度の高い地域への構想力−二宮尊徳の決意に学ぶ−
こうした信頼に基づく地域づくりに地域通貨が貢献しうるにしても、それだけでは「楽」ありといえども、肝心の「安」がじゅうぶんでなければこまります。地域通貨と併せ、地域の「利」を得て、自立した地域経済を展望することも重要です。そこで、地域振興といえば、昔から二宮尊徳を置いて他にはありません。彼から学ぶものはないのでしょうか。等
- 中国の糧票についてのメモ 泉 留維
中国では、都市住民は1990 年代初期(北京市内では1993 年)まで、主食の米や小麦粉等を買う際には「糧票(リャンピャオ)」が必要であり、この糧票は1949
年の建国時から発行されていた。糧票には、米や小麦粉といった交換対象が限定されたものから、食料品一般と交換できる比較的汎用性の高いものまで様々な種類がある。また、有効範囲も全国どこでもというものから特定都市、北京市や天津市といったものまで様々である。
第70号 2003年4月15日刊行
Bush, M and G, Smith (2003) “Community Development Banks Substantially Outscore
Other Banks in Serving Low-Income and Minority Communities”,REINVESTMENT ALERT
(Woodstock Institute), No.19.
「コミュニティ開発銀行は持続的に低所得者やマイノリティのコミュニティに対する金融サービスおいて他の銀行よりも優れている。」
翻訳:泉 留維(いずみ・るい)
第69号 2003年3月15日刊行
乾 淑子、「環境保護ともう一つの経済システム」
第68号 03年2月10日刊行予定
- 共通割引券型地域通貨の可能性
− 「Y-GAG通貨論議」、ウラシマユージ、川野英二、森野栄一 −
− 「Y-GAG通貨、概念図」、佐藤浩一 −
第67号、2003年
- 韓国における地域通貨の現状」 全 定根
韓国における地域通貨各団体の詳細な情報が入っているため、このファイルにはパスワードがかかっています。下記に、所属、お名前、メールアドレスを頂戴したいと思います。折り返しパスワードをお知らせいたします。
GRSJ info<info@grsj.org>
- ゆりの木商店街で地域通貨ピーナッツ学習体験案内 村山 和彦
第66号、2003年1月10日刊行
- Seyfang, G. and K. Smith (2002) The Time of Our Lives: Using time banking
for neighbourhood renewal and community capacity building, London:NEF.邦訳サマリー:泉留維(いずみ・るい)
- 哲学 への いざない (13) 岩田 憲明
第65号、02年12月22日発行
第64号、2002年12月7日発行
- 未来バンクの実務 未来バンク理事長 田中 優
- 哲学 への いざない (12)岩田 憲明
第63号、2002年11月17日発行
第62号、02年10月25日刊行
- 日本経済新聞に謹んでもの申す:このさい環境税制改革による脱原発を!朴 勝俊
- 「元気やさいネット」と「とらたぬ農業協同組合」のこと 片柳 義春
第61号、02年10月12日発行
- フランス・メッツでの個展報告 白川 昌生
- 『誰でもわかる地域通貨』韓国語版への序、日本語版 森野 栄一
第60号、2002年10月9日発行
- フランス地域通貨の現在(3) ―Route des Sels とRoute des Stages―川野 英二
- コミュニティ・ボンドの概要について 泉 留維
- ゲゼル研究会年末講演会のお知らせ
第59号、2002年10月1日発行
- ゲゼル研究会講演会ご案内
- 国力を衰退させる公債と公共事業―「公共政策の倫理学」刊行に寄せて―青木秀和
- <地域通貨は今> (9)
- グループ元気市場 元気券 資料提供 グループ元気市場事務局 ウラシマユージ
第58号02年9月29日発行
- 自己を見失った日銀 曽我 純
- フランス地域通貨の現在 2
- ―Intersel 2002報告:アトリエ「間接的相互システムとヨーロッパの実験」―
第57号
- 「利子ともインフレとも無縁の貨幣」第2章(2)マルグリット・ケネディー今井 重孝 訳
- <地域通貨は今>(8)
- グループ元気市場(2002年8月1日設立)規約書
- 「元気」運用規則 情報提供 グループ元気市場事務局 ウラシマユージ
第56号
- フランス地域通貨の現在 1 ―Intersel2002報告― 川野 英二
- 貝が法定通貨?!泉 留維
第55号
- 川野 英二、「フランスの社会・連帯経済と地域交換システム」
第54号、02年9月20日刊
- 東アジア実学研究会国際シンポジウムinソウル[02年10月29日〜11月2日]発
- 表予定稿、森野榮一、「二宮尊徳における内発的発展の論理」、 全定根(GRSK) 訳
第53号、2002年9月19日発行
- 良き個人主義としての地域通貨 乾 淑子
- スタンプ会と地域通貨 森野 榮一
第52号、02年9月18日刊
- Rui, IZUMI, Current Trends in Japanese Community Currencies Viewed in a
Map.Translated by Lumiko Matsufuji,September 14, 2002
第51号 02年9月17日刊
- 携帯電話を利用した勧商場システムの流れ〜あおばの会の「市場」を事例に〜佐藤浩一・泉留維
第50号 02年9月16日刊
- 経済収縮という異様に気づきつつある株式市場
- 曽我 純<地域通貨TIPS>
- 地域振興は気持ちのいい地域社会づくりから 森野 栄一
第49号
- SEL(地域交換システム)とRERS(知識相互交換ネットワーク)のフィールド調査から 川野 英二
- <貨幣改革論参考資料01>"Where Does All The Money Come From?", EDMONTON JOURNAL,
November 7,1938.
- 「貨幣は一体どこから来るのか」エドモントンジャーナル 1938年11月7日 翻訳:泉留維(いずみ・るい)
- <新連載>『利子ともインフレとも無縁な貨幣』第二章(1) マルグリット・ケネディ 今井重孝 訳
第48号、2002年9月2日発行
- 地域通貨は今(7)
- 北部九州における地域通貨の現状 大杉 卓三
第47号、2002年8月30日発行
- 地方自治体による消滅貨幣導入を 泉 留維
- 地域通貨の単位(1):労働量を基準とすることをめぐって 塚田 幸三
第46号、2002年8月20日発行
- 大不況に直面する米国経済と世界経済のピークアウト 曽我 純
- 地域通貨は今(6)
- MAAS交流会夏in前橋 森野 栄一
第45号、2002年8月10日発行
- 岩手県の信用生協について 泉 留維
- コリン・ウイリアムス、「能動的な市民精神に報いる'時間'について」
- 『Town & Country Planning』、2002年6月。翻訳:泉 留維
第44号、2002年7月30日発行
第43号、2002年7月20日発行
- 利払い停止の必要性と更生法の原理(2)青木 秀和
- 地域通貨と疎外問題 塚田 幸三
第42号、2002年7月10日発行
第41号、2002年7月1日発行
- 環境切符の提案 森野 栄一
- 環境切符フロー図 河原崎 裕子
- 反落のリスクが窺われる景気 曽我 純
- 地域通貨は今(5)
- ヨコハマリーフ−発券・流通の骨子− 森野 栄一
「人間の経済」6月27日刊行、第40号
- 消費拡大で過剰資産を解消 曽我 純
- 国公債利払いの致命的重荷(2) 青木秀和
- ○○市環境切符の提案 森野栄一
- 環境切符フロー図 河原崎裕子
「人間の経済」、第39号 02年6月11日発行
- 国公債利払いの致命的重荷(1) 青木秀和
- 自由貨幣のさまざまなカタチ 泉 留維
- 利子と環境--A.A.クールノーの予言-- 森野栄一
第38号 2002-06-01
- 地域通貨は今(4)
- 〜クラブママーズ、「クラ」、生協の枠を超えてひろがる〜山口 久子
- 地域通貨と思想 塚田幸三
- <連載>哲学 への いざない (10)
- 其ノ十:計るものと、計られるもの 岩田 憲明
第37号、02年5月12日
- 美術と公共(4)白川 昌生
- 地域通貨は今(3)〜ドングリは宝もの〜泉留維
- <連載> 哲学 への いざない(9)
- -- 其ノ九:サブジェとオブジェ -- 岩田 憲明
36号 02年3月31日
- 景気動向からみた日米の株式相場 曽我 純
- 地域通貨は今(2)〜愛媛のタイムダラー〜 泉留維
- 韃靼旅行記(8):VWの工場と旅の終わり 泉 留維
35号 02年3月16日
- 阪神大震災で崩れさったもの 河宮信郎/青木秀和
- 韃靼旅行記(7):豊満ダム 泉 留維
34号 02年3月12日
- 日本経済は6年半前の水準へ 曽我 純
- (要約メモ)
- 1985〜2000年の米国小規模銀行の経済パフォーマンスについてBassett, W. and Brady, T. "The Economic
Performance of Small Bank, 1985-2000", Federal Reserve Bulletin, November
2001.泉 留維(いずみ・るい)
第33号 02年3月10日
- 政府のデフレ対策、当局の貧弱な発想が露呈 曽我 純
- もっと「すごいこと」が起こる 青木秀和
- 地域通貨は今(1)〜炭が基本のちゃこマネー〜 泉留維
- 自立- 自由経済の意味について 森野 栄一
第32号
- 「人間の経済」第32号
- 流動性の罠を回避・脱出する方法(5)
- ウィレム・H・ブイター&ニコラオス・パニギルツォグロウNBER Working Paper, No. 7245, July 1999 朴 勝俊 訳
31号、02年3月6日刊
- 流動性の罠を回避・脱出する方法(4)
- ウィレム・H・ブイター&ニコラオス・パニギルツォグロウ
- NBER Working Paper, No. 7245, July 1999 朴 勝俊 訳
30号
- 数字で見る日本円の世界〜銀行が通貨を作っているということ〜 泉 留維
- <連載>哲学 への いざない(8)岩田 憲明
- <やさしい経済>経済成長 曽我 純
29号、02年2月26日発行
- 破綻への坂道をまっしぐら −2002年度愛知県予算案から− 青木秀和
- 町田大福帳、花の券― 交換リングにおける紙券活用の一事例 ― 森野 栄一
- 町田大福帳、「花の券」発行手法に関する提案森野 栄一
- 資料 町田大福帳(東京都町田市)
28号、02年2月18日刊行
- 異常な動きを示すマネー指標 曽我 純
(サンプル)「マネタリーベース(MB)は昨年9月以降、前年比2桁の伸びとなっていたが、1月は23.4%増加し、2000年問題で資金供給を増やした2000年1月(+22.8%)を上回った。日本銀行券も10.0%増加したが、金融機関の日銀当座預金が14.9兆円、200.3%と異常に積み上がっていることがMB急増の主因。これだけ日銀券を発行し、日銀当座預金に現金を積み上げても、生産活動や個人消費は冷え込み、経済活動は疲弊していくばかりだ。金融機関の現金残高が増大しても、実体経済がマイナス成長下にあり、デフレが深刻化している経済環境の下で、金融機関が貸出拡大に踏み出すことはあり得ない。昨年9月末の全国銀行の不良債権は36.8兆円(金融再生法開示債権)、3月末比3.2兆円増加した。不良債権が増加している状態では、金融機関は貸出よりも不良債権の回収に力を入れるはずだ。
昨年4月、銀行貸出は前年比-3.4%まで縮小したが、その後、マイナス幅は拡大しており、今年1月には-4.6%となった。MBの伸びは20%を超えているが、貸出はますます縮小するといった動きがはっきり読み取れる。MBの供給では貸出を拡大できないことが、過去のデータから明らかであるにもかかわらず、同じことを繰り返している。過去の失敗を顧みることなく、90年代は無為無策に終わってしまったが、2000年以降も同じ誤りを積み重ねることになるのだろうか。金融機関への資金注入では、単に金融機関のバランスシートの改善になるだけで、非金融機関に資金が流れでることはない。不良債権が大幅に減少すれば、貸出が増加することも考えられるが、150兆円もの不良債権を抱えている状態では、10〜20兆円の資金注入では焼け石に水だ。」
(曽我 純、「異常な動きを示すマネー指標」、「人間の経済」第28号、02年2月18日刊、pp2−3.)
- 流動性の罠を回避・脱出する方法(3) ウィレム・H・ブイター&ニコラオス・パニギルツォグロウ
NBER Working Paper, No. 7245, July 1999 朴 勝俊 訳
- 韃靼旅行記(6):依蘭にて 泉 留維
第27号
- 環境税と環境配当 ヘルムート・クロイツ 高雄 綾子 訳
- 流動性の罠を回避・脱出する方法(2)ウィレム・H・ブイター&ニコラオス・パニギルツォグロウ / NBER Working Paper, No.
7245, July 1999 新井勝俊 訳
- 韃靼旅行記(5) 泉 留維
- <連載> 哲学へのいざない(7) 岩田 憲明
第26号
- 流動性の罠を回避・脱出する方法(1) /ウィレム・H・ブイター&ニコラオス・パニギルツォグロウ / NBER Working Paper, No.
7245, July 1999 新井勝俊 訳
- 商業振興と地域通貨 森野栄一
- 韃靼旅行記(4) 泉 留維
第25号 02年2月12日刊行。
- yufu玉、出現す?ワットシステム進化の一事例 森野 栄一
- 機械生産と株価指数、記録的低水準に落ち込む 曽我 純
- 韃靼旅行記(3):東北地方の料理 泉 留維
第24号
- 95年を境に円安ドル高トレンドに転換 曽我 純
- 韃靼旅行記(2) 泉 留維
- 美術と公共(3) 白川 昌生
第23号
- 負債で押し潰されそうなダイエーと盲目の銀行家たちの馴れ合い 曽我 純
- 韃靼旅行記(1):出発 泉 留維
第22号「人間の経済」(B5版12頁)
- 国民を煙に巻く日銀の量的緩和 曽我 純
- 地方財政論 崩壊に向かう地方財政(4) 青木 秀和
- 貨幣改革論の基本視角(5) 森野 栄一
第21号(2002年1月18日発行)
- 地方財政論 崩壊に向かう地方財政(3) 青木 秀和
- 美術と公共(2) 白川 昌生
20号(02年1月16日発行、B5版、全12頁)
- 中小企業の業績不振と消費不況 曽我 純
- 貨幣改革論の基本視角(4) 森野 栄一
「人間の経済」第19号(02年1月14日刊)
- 白川 昌生 「美術と公共(1)」
- 青木 秀和 「地方財政論 崩壊に向かう地方財政(2)」
- 森野 栄一 「貨幣改革論の基本視角(4)」
「人間の経済」、第18号(02年1月10日発行)
- コリン・ウイリアムス 「オーストラリアのレッツ:コミュニティ開発の新しい道具になりうるか」Colin C. Williams
- Local Exchange And Trading Systems (LETS) In Australia: A New Tool Community
/ Development? (1997年)
- International Journal of Community Currency Research Volume 1 http://www.geog.le.ac.uk/ijccr/日本語要約:泉 留維
「人間の経済」第17号(2002年1月9日発行)
- 地方財政論 崩壊に向かう地方財政(1) 青木 秀和
- 貨幣改革論の基本視角(3)−ダグラス少佐の国民配当について− 森野 栄一
「人間の経済」の第16号(2002年1月8日発行)
- <資料>コリン・ウィリアムス「地域交易システム(レッツ):貧困者と失業者のための労働とクレジットの新しい源」(1996) 日本語抄訳 泉 留維
- <連載>哲学へのいざない(6) 岩田 憲明
第15号(2002年1月5日発行)
- <資料>エバン・グラン 「ノルウェーのLETSにおけるグリーンズの独占について」Even Gran, Green Domination In Norwegian
Letsystems: Catalyst For Growth OrConstraint On Development? (1998年)
- International Journal of Community Currency Research Volume 2http://www.geog.le.ac.uk/ijccr/日本語翻訳(要約):泉 留維
第14号(2002年1月4日発行)
- 貨幣改革論の基本視角(2) 森野 栄一
- <連載>哲学へのいざない(5) 岩田 憲明
第13号
- 通貨が生まれ変わるとき 泉 留維
- 貨幣改革論の基本視角(1) 森野 栄一
- <連載>哲学へのいざない(4) 岩田 憲明
12号
- 政府債務巨大累積の過程(5) 青木 秀和
- MAAS券のリターンとはなにか 森野 栄一
- 2002年1月、MAAS券発行 MAAS
11号
- 金融恐慌状態に陥った日本経済 曽我 純
- 政府債務巨大累積の過程(4) 青木 秀和
- 自然学校NOSAPの「ありがとうシステム」 森野 栄一
10号(2001年12月16日刊)
- 政府債務巨大累積の過程(3) 青木 秀和
- ブエノスアイレスで流通する
- 債券パタコン 泉 留維
9号(2001年12月14日刊)
- 政府債務巨大累積の過程(2) 青木 秀和
- <連載>哲学へのいざない(3) 岩田 憲明
8号(2001年12月10日刊)
- 夜の街 千葉奈穂子
- 政府債務巨大累積の過程(1) 青木 秀和
- 消費回復の諸方法を列挙する 森野 栄一
- <連載>哲学へのいざない(2) 岩田 憲明
7号
- 年末にかけて円安加速か 曽我 純
- 舞蔵債券とカレー券--八ヶ岳WATシステムに向かって-- 森野 栄一
- シンガポール国株式の無償配布について 泉留維
第6号
- 信用不安に脅える株式市場 曽我 純
- ものコト借用証書、舞蔵債券の仕組みと実際 森野 栄一
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第5号
- 長期停滞に陥った米国経済 曽我 純
- <連載>哲学 への いざない(1) 岩田 憲明
- PDF版ダウンロード
第4号
- MASS(前橋芸術協会)の宣言 MAAS代表 白川昌生
- 増価型ワット証券、MAAS券の仕組み 森野栄一
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第3号
- 郵貯は安泰か
- 財投システム「入口」の資金規模
- 財投システム「中間」での資金ルート
(1)資金運用部
(2)郵貯特別会計・金融自由化対策資金
(3)簡易保険特別会計
- 財投システム「出口」の「資産」構成
- 財投の第一機能=政府債務の引受
- 巨額「資産」への「利払い」は不能
- 財投改革と潜在的「国民負担」の増大
- 悲惨な「自主運用」結果
- 貸し手と借り手が同一(法)人格であることの「究極的矛盾」
- 対照的な「倒産処理」
- あるべき「特殊法人改革」
- 「自己償却」型国債
全20頁。
分厚い冊子になっています。定形外にて郵送しますので、入手ご希望の方は、切手150円分を同封のうえ、下記にお送りください。PDF版ダウンロード
第2号
- 米大恐慌以来の資産デフレに喘ぐ日本経済 曽我 純
- 政府の不良債権処理策、単なる茶番劇
- 土地減価一千兆円の衝撃
- 国民資産・負債残高、正味資産の減少
- 米大恐慌以来のデフレ
- 資産デフレ下のデフレ予算
- ストックとフローの悪循環
- 効果が現れない法人企業への資金注入
- 自己完結的な経済構造の構築
- 高齢者貯蓄の活用 (ペイジ数の関係で収録論文は一本となりました)
- PDF版ダウンロード

「人間の経済」、創刊号、編集・発行 ゲゼル研究会2001年11月23日
- 「人間の経済」刊行に寄せて 森野 栄一
- 消滅貨幣の導入で経済危機脱出へ 曽我純
- 鉱工業生産、自律的減少としては過去最大
- 戦後最長の景気後退へ
- 過去最悪の雇用情勢
- 売上高減少の帰結
- 消滅貨幣の導入で売上高と雇用の回復へ
- PDF版ダウンロード

人間の経済PDF版パスワードの取得について。2005-03-22
71号以降の「人間の経済」入手について
「人間の経済」誌は、印刷・発送作業に割く時間がもてず、じゅうぶんな刊行・発送体制がとれませんでした。助力しようとのお申し出をたくさんの方々からいただきましたが、そうした作業の場を設定すること自体がままなりませんでした。
そこで、71号以降はPDF版にて発行したいと思います。
221−0021
横浜市神奈川区子安通3−321 森野栄一気付 ゲゼル研究会
○ これまで「人間の経済」誌を購読くださり、切手を送ったのに送った号数分の雑誌が送られてきていない方はその旨、下記までご連絡ください。パスワードをお送りいたします。info@grsj.org
ワットでお支払いの場合
下記に、代金 1WAT(新発券可:その場合、名宛人を「ゲゼル研究会」としてください)券をお送りくだされば、折り返しパスワードをメイルにてご連絡いたします。ワットシステムについてはワットシステムのサイトをご覧下さい。
円でお支払いの場合
また円貨での購読をご希望の方は下記まで申し込みのメイルをお願いします。100円をご送金いただく、イーバンクの口座とPDFファイルのパスワードを折り返しお知らせいたします。
入手方法
2005-03-22 印刷版ご希望の方は下記まで。
info@grsj.org
. 頒価(実費) 1ワット(券種不問・名宛て、ゲゼル研究会)+郵政公社切手80円×2枚
発行方式が変更になりましたので上記パスワード取得についてをご覧下さい。2005-03-22
印刷版を入手ご希望の方は1部当たり切手160円分(可能な限り50円もしくは80円切手でお願いします)を同封のうえ下記まで(失業中及び学生の方は1部当たり80円です。「人間の経済」は制作実費プラス郵送料をご負担いただいてます.)
定期購読申込者の方:一部 送料込み160円:
ワット払い(ワットシステム系の地域通貨もこれに準じます。):1ワット 送料80円
バックナンバー(在庫のみ)
一部 80円*冊数
一部 1ワット*冊数
送料 冊子小包扱いで
40冊まで380円
30冊まで340円
20冊まで310円
10冊まで240円
定期購読者以外:160円*部数
221−0021
横浜市神奈川区子安通3−321
森野栄一気付 ゲゼル研究会
2002
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