住宅バブル破裂による凹みと政府・FRBの膨張

曽我 純:

昨年10月の米住宅価格(S&P/Case-Shiller Home Price Indices,Composite-10)は前年比19.1%減となりマイナス幅は前月よりも0.6ポイント拡大した。英国の住宅価格(Halifax House Price Index)は昨年12月、前年を18.9%下回り、米国とほぼ同じ下落率だが、米国は07年1月に前年割れしたのに対して、英国は昨年3月からであり、10ヵ月という短期間で米国並みに落ち込み、住宅価格下落のショックは英国のほうが大きいように思う。ちなみに、日本の地価も反落傾向を強めている。六大都市商業地(日本不動産研究所)は07年3月末の前年比19.6%をピークに伸び率は鈍化し、08年9月末には-1.2%と3年半ぶりに前年を下回った。PDFファイルを読む