人間の経済 2003

第77号、03年12月20日発行

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今回は年末の講演会を記念いたしまして印刷版も発行いたしております。
印刷版はゲゼル研究会講演会 名古屋 でもご購入いただけます。

大蔵永常における国用と国産
森野 栄一

財政・金融複合破綻の幕開け
青木秀和

「スタンプ貼付型貨幣証書」発行法案(1933年)の翻訳と解説
泉 留維(いずみ・るい)

「具体的ユートピア」としての連帯経済?
―フランスにおけるSELとRERSの位置づけをめぐって―
川野 英二

第76号、03年10月25日発行

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アルゼンチンの交換クラブの変遷に関するメモ
泉 留維(いずみ・るい)

アルゼンチンでは、市民と地方政府それぞれが連邦政府とは全く関係なく、独自に「貨幣」を発行し、危機的な経済状況を自らの手で克服しようとしてきた。市民の取り組みは、交換クラブまたはRGTと呼ばれている。交換クラブは、通貨危機による経済の低迷を背景にし、NPOであるPAR(地域自給プログラム)が1995年に始めた。本稿では、この交換クラブのこれまでの変遷について紹介し、簡単ながらもその破綻の要因を考察する。

地域通貨の諸原理-地域通貨で支え合う温かい活力ある地域社会を-
(地域通貨シンポジウム[韓国光明市、2003年9月25日]における講演、日本語版)
森野 栄一

  • 相互共助の精神の大切さ
  • カネ、カネの風潮
  • 社会の共通領域への関心
  • 地域振興も信頼関係の醸成から
  • では地域通貨とはなんでしょう
  • すべてバランスが大切
  • 地域通貨は個性を尊重する
  • 地域通貨は実質的な民主主義への入り口
第75号、03年9月26日刊

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貨幣改革に対する12の典型的批判と、それへの回答
ヘルムート・クロイツ著 / 朴 勝俊訳
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「利子率の引き下げは需要を増やし、成長を加速させる」
「労働提供者はせっかくの購買力の増加を、利子の減少で完全に失ってしまう」
「人類の欲求は無限だ」
「循環促進措置によって貨幣流通が速くなりすぎる」
「利子率が低下すれば借金が増加する」
「利子率が低下すれば貨幣が外国へ逃避する」
「今どき貨幣を退蔵する者はいないのでそれが問題ではない」
「循環促進措置で最も負担を被る現金は、現在大きな役割を果たしていない」
「循環促進措置を現金と普通預金に課せば、人々は金塊などを保蔵するだけだ」
「利子が低下しても、利潤が成長の原動力の役割を担うようになるだけだ」
「成長の停滞は文明の後退だ」
「利子を引き下げても環境問題は解決できない」

 これらがHumanwirtschaftの唱える貨幣改革に対して、しばしば繰り返し唱えられる多くの反対意見の主要な12点である。Helmut Creutzは、入門のための短い解説のあと、それらひとつひとつに答えよう。

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年金改革のための資料―カリフォルニア州の「ハムとタマゴ」計画―
泉 留維
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国民年金や厚生年金のずさんな管理・運用、負担の不公平感などによる年金保険料の不払い、そして政府財政の逼迫が、将来に向けての年金に対して大いなる不信感を作りだしている。近々、大幅な年金政策の転換を迫られるであろうが、その際、年金行政のコスト削減、資産の差し押さえなどを含む強制徴収や税金による補填、給付額の減額程度で問題の根本的な解決につながるのであろうか。本稿では、年金改革の資料として、主として1930年代にカリフォルニア州で議論となった”ham
and eggs”計画について紹介していく。

第74号 03年9月15日刊

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目次
利子ともインフレとも無縁な貨幣(第一部、第一章)
マルグリット・ケネディ
今井 重孝 訳

はじめに
第Ⅰ部 問題とその解決
第1章 お金の機能に関する基本的な四つの誤解
 第1節 第一の誤解--成長には一種類しかないという誤解
 第2節 第二の誤解--お金を借りたときだけ利子を支払うという誤解
 第3節 第三の誤解–現在の貨幣システムはすべての人に平等に利益をもたらしているという誤解
 第4節 第四の誤解–インフレはどの貨幣システムにもついてまわるという誤解

第73号、2003年8月30日刊

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  • ゲゼル研究会講演会 -グローバリズムと自立経済、地域化という選択肢肢-
    詳細案内
  • TR(交換リンググ)における融資の成立条件とその実現手法
    森野 栄一
    交換リングにおける融資?
    融資とカラ記入の問題
    交換リングにおける最も単純な貸出手法としての町田大福帳「花」券
    始めの一歩
第72号 2003年7月7日刊

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  1. 高齢者を支えるための「時間儲蓄」に関する問題の考察
    Chen Gong, Du Peng, Chen Yi “A Think on the Time-saving Problem of Supporting
    the Old”
    泉留維・耿莉莉訳
    (本稿は、中国本土における時間貯蓄の取り組みに関する論文の全訳である。現在のところ確認できる範囲では、中国語で書かれた唯一の地域通貨に関係する論文である。時間儲蓄は、1998年頃から江蘇省と上海市で実験的に実施されはじめ、現在では、中国各地で取り組まれている。
  2. TR(交換リング)の基本性格について 森野 栄一
    地域通貨のシステムには幾つかあるが、多角間清算システムを本質とするものには、TR(交換リング:ドイツ)、sel(セル:フランス)、LETS(英国、北米ほか)、大福帳(日本)などがあることはよく知られている。多角間清算によって、バーターの取引が当事者双方にとって売りと買いが同時に成立しなければ成り立たないという難点が回避され、貨幣導入と同様に売りと買いは分離され、別の時、異なる場所で売りや買いが成立することとなった。ただしこのシステムは貨幣が介在する事例と異なる性格を有している。その仕組みは非常にシンプルである。
第71号 2003年6月15日刊行

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  • 地域通貨と地域経済-地域通貨という考え方に温故「創」新を見る-森野 栄一
    自己完結度の高い地域への構想力-二宮尊徳の決意に学ぶ-
    こうした信頼に基づく地域づくりに地域通貨が貢献しうるにしても、それだけでは「楽」ありといえども、肝心の「安」がじゅうぶんでなければこまります。地域通貨と併せ、地域の「利」を得て、自立した地域経済を展望することも重要です。そこで、地域振興といえば、昔から二宮尊徳を置いて他にはありません。彼から学ぶものはないのでしょうか。等
  • 中国の糧票についてのメモ 泉 留維
    中国では、都市住民は1990 年代初期(北京市内では1993 年)まで、主食の米や小麦粉等を買う際には「糧票(リャンピャオ)」が必要であり、この糧票は1949
    年の建国時から発行されていた。糧票には、米や小麦粉といった交換対象が限定されたものから、食料品一般と交換できる比較的汎用性の高いものまで様々な種類がある。また、有効範囲も全国どこでもというものから特定都市、北京市や天津市といったものまで様々である。
第70号 2003年4月15日刊行

Bush, M and G, Smith (2003) “Community Development Banks Substantially Outscore
Other Banks in Serving Low-Income and Minority Communities”,REINVESTMENT ALERT
(Woodstock Institute), No.19.

「コミュニティ開発銀行は持続的に低所得者やマイノリティのコミュニティに対する金融サービスおいて他の銀行よりも優れている。」      

翻訳:泉 留維(いずみ・るい)

第69号 2003年3月15日刊行

乾 淑子、「環境保護ともう一つの経済システム」

第68号 03年2月10日刊行予定

 

  • 共通割引券型地域通貨の可能性
    - 「Y-GAG通貨論議」、ウラシマユージ、川野英二、森野栄一 -
    - 「Y-GAG通貨、概念図」、佐藤浩一 -
第67号、2003年

  • 韓国における地域通貨の現状」 全 定根  
    韓国における地域通貨各団体の詳細な情報が入っているため、このファイルにはパスワードがかかっています。下記に、所属、お名前、メールアドレスを頂戴したいと思います。折り返しパスワードをお知らせいたします。
    GRSJ info<info@grsj.org>
  • ゆりの木商店街で地域通貨ピーナッツ学習体験案内 村山 和彦
第66号、2003年1月10日刊行

  • Seyfang, G. and K. Smith (2002) The Time of Our Lives: Using time banking
    for neighbourhood renewal and community capacity building, London:NEF.邦訳サマリー:泉留維(いずみ・るい)
  • 哲学 への いざない (13) 岩田 憲明