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お金も死ぬんだ、それについて考えてみるか。

::Louis Even

お金も死ぬんだ、それについて考えてみるか。

銀行家だけだったよね、お金を作ってるのは。 でもこのお金を使うわけじゃなかった。銀行は これを貸し付けてるだけ。ある決まった期間ね。 それからこのお金は銀行に戻されるんだ。つま り返済されるわけ。

 銀行家は彼が作ったこのお金を貸し付けると 利子を請求するんだ。ぼくの場合でいうとね、 7000ドルすぐに請求されるかな、一年前銀 行から借りたとき93000ドル借りたんだけ ど、返すとき100000ドル返す約束に署名 しちゃったんだ。

 ぼくの工場を作るためにね、ヒトやモノにカ ネを払わなきゃならないだろ、銀行のぼくの9 3000ドルある口座はからになっちゃう。

 だけど一年あるわけよ、その間に利益を上げ なきゃならないし、つまり払ったのより高く売っ てだよー、それはできるよ、そして銀行の別の 口座に少なくとも100000ドルこしらえる。

 年の終わりに、ぼくは返済をはじめる、10 0000ドルため込んだぼくの口座から小切手 を引き出して、それで返すんだ。銀行家はぼく に100000ドル提供したんだから、ぼくが 支払いのために引き出したこの金額をぼくの口 座から取り除くよね、そしてこの金額、銀行家 に返すんだから誰の口座に振り込まれるわけじゃ あないよね。この100000ドルはもう誰も 小切手で引き出せないよね。どこに行ったんだ い、このカネは。これがお金の死というもんさ。

 借入れはお金を作り出すんだ。返済がこのお 金を殺すんだよ。お金が借入られるとき銀行は お金を世の中にだしてる、お金が返済されると き銀行家はそのお金を棺に入れるというわけさ。

 だから銀行家はお金の殺人者だ。

 そしてだよ、ここがキモだけど、返済が借入 を超過するようにシステムができている。殺さ れた数字は生まれたときの数字より大きいんだ。 お金の死はお金の製造を超えていなくちゃなん ないといわけ。

 こんなこと不可能にみえるだろ。それに全体 からみたって不可能だ。もし、ぼくがうまくいっ たんなら、別のやつが破産してんだよ。なぜっ て、作られたお金以上を返すなんて、全体でみ たらできっこないでしょ。銀行家は資本を作る、 なぁーんにも資本をもってないのにね。売り買 いで誰も利子を請求しない、誰もお金を作って ないからさ、でも銀行家は元本ばかりか利子も 要求するんだ。

cf. Louis Even, Syllabaire du credit social, p.10

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