暴落のエネルギーを溜める政府の証券対策

曽我 純:

日経平均株価は8,000円台を維持しているが、08年度の業績発表が本格化する前に、日 経は日経平均株価や東証1部株価指数の予想PER(株価収益率)を公表しなくなった。主 要金融機関の純利益が大幅な赤字となり、23日、300倍近くに急上昇していた予想PERが さらに上昇し、予想PERを算出する意味がなくなったからだ。07年度の実績値で算出す れば9.94倍と欧米の主要株価指数並みとなるが、08年度の利益では途方もなく割高にな る。09年度に利益が急回復するかというと、営業利益ベースでは大幅減益になる可能性が 高く、異常に高い予想PERが10倍前後に低下する目処はたたない。08年度の大企業全産 業の営業利益(金融・保険を除く、法人企業統計ベース)は前年度の半分程度に減少した と考えられる。08年度上期の利益はまだ高い水準を維持していたことから、09年度の営 業利益も08年度のおよそ50%の水準に落ち込み、予想PERはますます上昇、日本の株価 は異常な割高な状態にとどまる。PDFを読む

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この記事は「編集者」の寄稿です。2009年4月27日 10:57.

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