1-3月期の米鉱工業生産、前期比5.5%減とマイナス幅拡大--曽我純

曽我 純:

先週末、1-3月期のシティグループの業績が発表され、純利益は15.9億ドルと6四半期ぶりの黒字に転換したが、株価は下落した。純利益が黒字に転換したとはいえ、収益の中身をみると、利息収入は減少し続けている一方、債券関連の投資が前期比108.2億ドルも改善し、総収入は前期比4.4倍の247.8億ドルに急増した。他方、総費用は120.8億ドルと前期の半分以下に減少し、これも純利益の拡大要因になった。ただ、貸付の減少に伴う利息収入はさらに低迷するだろうし、貸付の損失は拡大するなど、基本的な収益拡大シナリオを描くことは難しく、債券売買等の一過性の儲けによって上振れした業績をそのまま信用することはできない。
read more 週刊マーケットレター(09 年4月20 日週号、No.274)週刊マーケットレター(090420).pdf


この記事について

この記事は「編集者」の寄稿です。2009年4月21日 21:06.

OECD景気先行指数の20ヵ月連続減と機械受注の外需激減 は以前の記事です。

町工場の現場から(一七)--調達-- 杉浦 明巳 は以降の記事です。

ホームページ

ホームページ