2009年4月 Archives

【ご案内】ゲゼル研究会・東京講演会開催について

斉藤賢爾=著、挿絵=山村浩二、『不思議の国のNEO──未来を変えたお金の話』の出版記念もかねた、東京でのゲゼル研究会講演会のご案内です。

バックミンスター・フラーは「既存の現実と闘うことではけっして物事を変えられない。何かを変えるためには既存のモデルを時代遅れにする新しいモデルを打ち立てよ」と言っています。

思い返せば、いまから10年ほど前、同じような精神に鼓吹されて、WATシステムが始まったのでした。信頼のネットワークをつくる決済手法が、環境的にも経済的にも行き詰まりをみせている既存の現実のなかにオルタナティブとして置かれていったのです。

いま斉藤賢爾さんが、WATシステムやiWATが全面的に使われる未来のお話を書いてくださいました。それは環境的にも経済的にも正気に戻った未来を遠望させてくれます。また、未来のこどもたちが私たちの今に持ち来すメッセージでもあります。

混迷する時代のなか、しばし未来が望む新しいモデルや世界の話を「あっちゃんこ」たちと共有できればと思っています。

■日 時  5月31日(日)13:00~16:30(開場12:45)

■会 場  慶應義塾大学 三田キャンパス・西校舎 512教室

■交通アクセス

http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html

    ・JR山手線
    ・JR京浜東北線
       田町駅下車、徒歩8分

    ・都営地下鉄浅草線
    ・都営地下鉄三田線
       三田駅下車、徒歩7分

    ・都営地下鉄大江戸線
       赤羽橋駅下車、徒歩8分

     ※東京~田町:約10分
     ※渋谷~田町:約15分
        
■キャンパス http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
                    
■講 演

斉藤賢爾さん、「『不思議の国のNEO──未来を変えたお金の話』」

森野榮一さん、「マネーが変わる!ーーWATとマルチ・エージェント・コミニュケーションの新たな可能性」 
 
■ iWATデモ      

■参加費  資料代A、300円 資料代B、1800円
 (A,B、いずれかをお選びいただけます。なお、資料代Bには下記の著作が含まれます)

斉藤賢爾=著
挿絵=山村浩二
『不思議の国のNEO──未来を変えたお金の話』
四六判並製・256ページ
ISBN978-4-8118-0730-0
価格:本体1700円+税
発行元:太郎次郎社エディタス     
http://www.tarojiro.co.jp/book/0730.html

■主  催  ゲゼル研究会( http://www.grsj.org/

■問合せ  泉留維まで  メール rui.izumi@gmail.com
    ※どなたでもご参加いただけます。参加される方はメールでご一報
    いただけると助かります。

暴落のエネルギーを溜める政府の証券対策

曽我 純:

日経平均株価は8,000円台を維持しているが、08年度の業績発表が本格化する前に、日 経は日経平均株価や東証1部株価指数の予想PER(株価収益率)を公表しなくなった。主 要金融機関の純利益が大幅な赤字となり、23日、300倍近くに急上昇していた予想PERが さらに上昇し、予想PERを算出する意味がなくなったからだ。07年度の実績値で算出す れば9.94倍と欧米の主要株価指数並みとなるが、08年度の利益では途方もなく割高にな る。09年度に利益が急回復するかというと、営業利益ベースでは大幅減益になる可能性が 高く、異常に高い予想PERが10倍前後に低下する目処はたたない。08年度の大企業全産 業の営業利益(金融・保険を除く、法人企業統計ベース)は前年度の半分程度に減少した と考えられる。08年度上期の利益はまだ高い水準を維持していたことから、09年度の営 業利益も08年度のおよそ50%の水準に落ち込み、予想PERはますます上昇、日本の株価 は異常な割高な状態にとどまる。PDFを読む
去年の年末、仕事上でお付き合いのあるKさんのお通夜に行った。突然の死だった。心臓に持病があるという話だったが、顔を合わせる時はいつも元気で、しゃべりだすと止まらない、楽しい人だった。持病の具合が悪くなったというわけでなく、定期検査のために入院したのに、なぜか麻酔から覚めることなく、そのまま帰らぬ人となってしまった。

Kさんは、長年、大手メーカーで、下請け会社の部品納入や、交渉をする調達という仕事をしていた。大企業の徹底した生産管理や品質管理は、当然、部品を納入する子会社や下請け会社にも及んでいく。調達や改善チーム、計測管理、化学物質管理など、さまざまな分野から下請けへの管理体制は強化される。その中で、調達は、担当する下請けの工場現場に入ったり、コストダウンを迫ったりと、よくも悪くも、取引先会社の内部に入り込んで指導する教師のようなポジションを担っているように思う。教師なら、当たりはずれはあるわけで、大企業の威光をかさに、自分の流儀で小さな取引先を振り回す調達もいれば、親身になって下請けの世話を焼く調達もいるわけだ。そこで、信用を得られれば、定年後も引き続き、そうした下請け会社の顧問やアドバイザーとして、慰留されることもある。Kさんもそうした面倒見のいい調達の、一人だった。(もっと読む→)sugiura17.pdf
曽我 純:

先週末、1-3月期のシティグループの業績が発表され、純利益は15.9億ドルと6四半期ぶりの黒字に転換したが、株価は下落した。純利益が黒字に転換したとはいえ、収益の中身をみると、利息収入は減少し続けている一方、債券関連の投資が前期比108.2億ドルも改善し、総収入は前期比4.4倍の247.8億ドルに急増した。他方、総費用は120.8億ドルと前期の半分以下に減少し、これも純利益の拡大要因になった。ただ、貸付の減少に伴う利息収入はさらに低迷するだろうし、貸付の損失は拡大するなど、基本的な収益拡大シナリオを描くことは難しく、債券売買等の一過性の儲けによって上振れした業績をそのまま信用することはできない。
read more 週刊マーケットレター(09 年4月20 日週号、No.274)週刊マーケットレター(090420).pdf


曽我 純:

日経平均株価は5週連続で上昇し昨年末を越えた。4月第1週、外人は買い越したが、 それまでは売りを継続しており、そうした売りにもかかわらず、年金の大幅な買いにより 相場は引き上げられた。外人の東証1部売買代金(委託)に占める割合は昨年10月まで は65%程度であったが、同12月には54.1%にまで低下し、その後は55%前後で推移して いる。引き続き日本の株式は、外人が主導権を握っているといえるが、以前のような支配 力はなく、外人の力は衰えてきている。PDFを読む
曽我 純:

週末ベースでNYダウは4週連続で値上りし、8,000ドル台を回復した。だが、実体経済 は引き続き収縮しており、当然、企業利益も縮小していると考えられることから、回復は 長続きしないだろう。PDFを読む
4月18日に名古屋にて行われるゲゼル研究会主催の講演会の会場が変更となりま
した。

■日 時  4月18日(土)14:00~17:30(開場13:45)
■会 場  中京大学 八事キャンパス・4号館 443教室(変更前)
         ↓
      中京大学 八事キャンパス・センタービル6階 0605教室(変
更後)

            地下鉄鶴舞線・名城線八事駅5番出口徒歩0分
       キャンパス http://www.chukyo-u.ac.jp/koho/gaiyo/map/n-map3.html
      アクセス  http://www.chukyo-u.ac.jp/koho/gaiyo/map/kotu-n.html

ご参加いただける方は、お間違えのないようにお願いします。

日本の鍛造業は、自動車産業の伸びとともに、生産を上げ、今や世界的にもトップレ
ベルの水準にある。鍛造によって作られる鍛工品は鋳造品や板金品と比べ、しなやか
で強く、無駄な加工をせずに、効率のよい製品ができる。その優位性を活かして、製
品の安全性を支えるような重要な箇所に用いられてきた。けれども、最終製品にたど
りつく、手前の中間製品として、部品を供給するために、規模としては中小企業がほと
んどで、大手メーカーの下請け的な位置に置かれ、低い利益率を強いられている企業が
多い。

また、技術については、金型を使って、量産品に向く、「型鍛造」と、金型を使わず、
熟練と勘によって仕上げる「自由鍛造」があるが、デジタル化が進んでいる板金業界と
比べ、どちらも、OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)によって、技術の継承を
行っているのが、現状である。・・・
sugi16.pdf

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