企業の存続が危ぶまれるなかでも異常な商いが続く日本の株式市場

曽我 純:

日経平均株価は8,000円を下回り、週末ベースでは昨年10月第4週以来の低い水準に沈 んだ。だが、この株価水準でも株価収益率(PER)は16倍を超えており、欧米に比べて高 く、割高である。日経によれば、PER算定の基になる、今期の1株当たり利益は482円、 前期比55.1%の減益を想定している。12月調査の『短観』によると、大企業全産業の今下 期の当期純利益は前年比15.1%減少する見通しだが、日経の減益予想はこれをはるかに上 回る。『短観』では今上期は21.3%減であるから、日経並みに通期の利益が落ち込むので あれば、下期は80%を越える減益になる。『法人企業統計』によると、昨年7−9月期の 大企業全産業の営業利益は前年比21.8%減少したが、10-12月期は50%を上回る減益とな り、09年1−3月期はほとんど利益がでないのではないか。PDFを読む

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この記事は「編集者」の寄稿です。2009年1月25日 21:27.

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