指数

 私たちが目にする経済のデータは消費財や工業製品、労働、金融の各市場で売り手 と買い手が行う無数の取引を表しています。これらをとらえるためには、グループに わけ、それぞれ総計し、分析していくことになります。そのさい、指数を活用するこ とがよく行われます。これは経済活動の動向や水準、そしてその変化をとらえるのを 容易にしてくれます。経済では、指数は、工業生産や物価、その他の経済活動を指し 示すものとして重要です。  指数を算出するには、まず基準となる期間が必要です。通常、ある1年間や連続し た数年の平均が選ばれます。基準となる期間はおおむね(常にそうではありません) 100に等しいものと定義されます。そして、この基準期間の前や後のあらゆる経済 活動の水準が基準期間と比較した数値でしめされ、百分比で表現されていくことにな ります。  例えば100を基準にして、ある期間の数値が95であれば、この期間(1ヶ月や 四半期や1年)の数値が基準となる期間よりも5%低いことを意味しているわけで す。また、128であれば、28%高いことを指し示します。  こうした数値をはじきだすことで、二つの異なった期間の変化割合をみることもで きるようになります。  つまり、

<期間2>/<期間1>−1.0*100

具体的に計算例を示しますと、

128/95=1.347−1.0=0.347*100=34.78%

期間1の数値95と期間2の数値128の間の変化割合が34.7%となるわけで す。 経済の数字にはこうした指数が頻用されています。 Morino,Eiichi

この記事について

この記事は「koichi」の寄稿です。2001年11月16日 17:35.

財務諸表 は以前の記事です。

複利(ふくり) は以降の記事です。

ホームページ

ホームページ