貨幣

むかし、お塩が交換手段として使われたことがあります。それはお塩が長持ちする し、どこでどう分けても質が均質だし、お金の役目を果たすには適任だったからで す。そして、そのお塩の価値はそのモノとしての直接の価値から推定されました。そ の後、稀少で耐久性のある銀や金のようなモノが交換手段として使われるようになり ました。銀や金の価値はモノとしての(例えば宝飾品として使われるような)価値 と、経済上の産出物の所有を要求しうる可能性をもつ交換手段としての特質があると いう、いわば象徴的価値ですが、それら二つから成り立っていました。今日では次の ようなものが貨幣と考えられています(経済の言葉では、貨幣供給量M1として定義さ れるものですが)。鋳貨、銀行券、預金通貨です。それから、今日では、利子を発生 させるようなコストのかかかる信用も交換手段と考えられていて、広い意味で貨幣と 見なされています(貨幣供給量、M2、M3といわれるもの)。今日の貨幣の価値はその 象徴的な価値からだけ成り立っています。つまり、その交換手段としての能力で、そ れは貨幣をモノやサービスの代価として受け入れるよう法的に強制されることで公的 に保証されているわけです。 Morino,Eiichi

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この記事は「koichi」の寄稿です。2001年11月16日 17:34.

相場には直物と先物があるそうですが違いは? は以前の記事です。

財務諸表 は以降の記事です。

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