抵当

英語ではモーゲージといいますが、この言葉はフランス語に由来しmortは死、gageは ギャンブルを意味します。財産を抵当に入れて借り入れることは死のギャンブルを意 味していたわけです。銀行は融資をすることで新規に貨幣を供給しますが、生産者は 生産コストを賄うために貨幣(元本)を借り入れることでギャンブルを強いられるわ けです。製品の販売を通して元本(P)と利子(I)を回収しなければなりませんか ら、販売額は膨らみます。なぜならP+I分の財の総価格は、消費者はPの分だけの使い うる貨幣しかもっていないのですから、決して全部売れることで実現されるわけであ りません。財のうちの最小限の額が売れ残らざるを得ないし、少数の生産者は破産 し、差し押さえの危機に直面せざるをえないのです。ケインズはこの「死のギャンブ ル」を椅子取りゲームにたとえています。全員には足りない椅子を巡って、音楽にあ わせデス・ギャンブルの生き残りゲームが展開されるわけです。ちょうどそれと同じ ように、世の中には、P+Iを賄うのに足りない貨幣しかなく、デス・ギャンブルが行 われるのです。生き残れる可能性は常に利子率によって決定されています。 Morino,Eiichi

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この記事は「koichi」の寄稿です。2001年11月16日 17:27.

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